「不安と緊張が常にあって外に出られない…ずっと寝ている」

不安が強く外出ができない。いつも寝ている…

不安と緊張が過度に強い 52歳女性:無職

症状

  • つねに不安感がある
  • 痰が絡む、飲み込めない
  • 息苦しい
  • 眠れない
  • 右肩が痛い

3年間から、ひとりでは外出ができない。子宮頸がん(既往歴)不安なく外出がしたい。

所見

根本原因:頚部短縮(+)

・ストレートネック(+)→頚部筋緊張(⧺)→自律神経【交感神経↑】→脱力不可→リラックス不可

 

・左腰部:筋緊張(+)→座位時:脚組み姿勢動作にて→左方向へ骨盤傾く(上肢:右方向)→ねじれが発生→姿勢逸脱→緊張↑↑(交感神経ON)→脱力不可→リラックス不可

施術・経過

2022年1月18日(初回施術日)

ストレス遮断法、ストレートネック改善施術、施行

 

1月25日「依然不安あり」

頚部筋緊張↓ストレートネック(±)

 

2月5日「痰が飲み込めない」

ストレス遮断法、施行

 

2月26日「不安が強くなる」

ストレス遮断法、The deep impact整体術、施行

 

3月12日「不安↓↓」

ストレッチ操法術、施行

 

3月26日「不安が小さくなった」

顔つきが変わる→ストレス遮断法、施行

 

4月9日「外出できる」→お化粧をして来院する

ゲップ(+)→腰部筋緊張(+)→The deep impact整体術、施行

 

4月23日「薬なしで来院する」→ひとりで歯医者と美容室へ行った

腰部筋緊張(⧺)→腹部緊張緩和整体術、施行

 

5月7日「不安が再現する」

腹部筋緊張↓→ストレス遮断法、施行

 

5月28日「不安あり」→レジ順番待ち可

ストレス遮断法、施行

 

6月11日「不安↓↓」→外食ができた

The deep impact整体術、施行

※居酒屋で5日間(3時間)バイトした

 

7月16日「不安が少し出る」→唾液が粘る

ストレス遮断法、施行

 

7月30日「不安は小さくなる」

 

まとめ

完全に不安は無くなったわけではない。

 

強く出る時もある。不安を自分自身で多少、コントロールできるようになった。外出できなかったのが、ひとりで歯医者や美容院へ行けるようになった。

 

かなり大きな一歩だ。自信につながる。

 

バイトもできるようになった。家に引きこもっていたため、体力低下が著明だった。今後は動けるようになったので、体力向上に従って不安は次第に小さくなる。やがて忘れてくる。

 

まだ脳が不調の自分を覚えている。

 

だから、すこしでも不安を感じると引き込まれる。ただ、ドン底からは脱した。最大の理由は、頚部短縮(=ストレートネック)が改善されたからだ。

 

リラックスができない体だったが、緊張が取れた。

 

ハードルの高い歯医者と美容院にひとりで行けたことが何よりの証明だ。首は脳と体をつなぐ重要な要所だ。唾液が飲み込めないのも、喉の緊張(=首の筋緊張)だ。

 

首さえ良くすれば本来の自分を取り戻す。つまり、日常生活が普通に送れる。

緊張・不安症について詳しくはこちら

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